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昨今では、多くの場面で多種多様なロボットが用いられるようになりました。 従来は工場で作業をさせるロボットが中心でしたが、近年ではその他の場所で使用する運搬用ロボットも多くなりました。 例えば、レストランやホテルでの配膳作業、図書館で書籍運搬、病院で薬剤や検体を運ぶロボットの様子を見かけるようになり、運搬用ロボットが生活の一部になりはじめています。

物を運ぶロボットには、AGV（Automatic Guides Vehicle）とAMR（Autonomous Mobile Robot）という二種類が存在しており、AGV/AMR トリンクは、これらに有用な静電気対策装置です。 特定の場所に設置するような従来の固定ロボットは、感電・火災事故や誤動作を防ぐために、ロボット本体をアース※して使用します。 しかし、移動するロボットはアースの取りようがありません。 通常、商用電源ならば電源コードでアースすることができますが、移動するロボットの場合は電源に電池を使用しているため、電源コードがなくアースをすることは不可能です。
そこでTRINC は、独自の無線アース® 技術を取り入れ、ロボットに溜まった静電気を空間に逃がす装置を開発しました。 空間に逃がされた静電気は、その後地球に吸収されます。 本機は特に強力な無線アース能力を有し、大型のAGVＶやAMRに対応することが可能です。

※電気設備機器、あるいは電路などと地面を” 電気的に接続する” こと。これにより回路と大地の電位を同一に保ち、異常電圧の発生から機器を保護して周囲への危険を防止します。