エレクトロニクス
湿式洗浄からTRINC方式に切り替えて省エネ・省人化を達成
1. 事例の特徴TRINCのイオンエアを用いたトレークリーナへの切り替えにより、乾燥設備・廃液処理・複数作業者が不要となり、同等以上の除塵性能を実現しました。2. お客様の概要水晶振動子デバイスを製造する精密機器メーカーです。高精度が要求される電子部品を製造しており、素子を格納するトレーにも厳格な清潔性が求められる精密製造業です。国内および海外に複数の製造工場を展開しています。 |
![]() |
3. お客様の課題
素子を格納するトレーの除塵工程において、水洗式クリーナを使用していましたが、以下の深刻な問題を抱えていました:- 乾燥工程の負担: 洗浄後の乾燥工程に時間や場所が必要
- 環境規制への対応: 洗浄液の廃液に対する規制が厳格化しており対応を迫られていた
- 人員配置の問題: 一連の作業をこなすために複数名の作業者を割り当てる必要
- 設備・運用コストの増大: 乾燥設備、廃液処理、人件費等のコスト負担
これらの問題が工場運営における大きな課題として認識されていました。
4. TRINC製品を選んだ理由
水洗式の根本的な問題を解決するため、TRINCのイオンエアを用いたトレークリーナが選定されました。濃密イオンエアブローで異物を除去し回収する方式により、乾燥設備も廃液処理も不要となる革新的なアプローチが評価されました。さらに、既設の水洗式トレークリーナと同等以上の高い除塵性能を有していることが決め手となりました。5. 導入効果
TRINCのトレークリーナへの切り替えにより、従来の問題を全て解決することに成功しました:- 省エネルギー化: 乾燥のための設備や時間が不要となり大幅な省エネを実現
- 環境負荷削減: 廃液が発生しないため環境規制対応が不要
- 省人化の達成: 装置が自動的にトレーをクリーニングし元の場所に返すため作業者を削減
- 除塵性能の向上: 既設の水洗式と同等以上の高い除塵性能を実現
- 運用コスト削減: 設備費、人件費、廃液処理費等の大幅削減
6. 予想を超える効果
一工場での成功を受けて、企業全体での標準化が決定されました:- 標準装置として採用: TRINCのトレークリーナを標準のトレー除塵装置として設定
- 国内外工場への水平展開: 同様の洗浄工程を持つ国内および海外工場への順次展開を決定
- 全社的な改善効果: 企業全体での省エネ・省人化・環境負荷削減を実現
この標準化により、グローバル規模での経営効率化と競争力強化が期待されています。