TECHNOLOGY

新基準 静電気対策

高精度イオンバランス

TAIBS(テイブス)方式によるイオンバランス制御

直流方式のイオナイザ(除電器)は、低い電圧・低い電力で大量のイオンを生成でき、強力な除電が可能です。

また、プラスの放電電極からプラスイオン、マイナスの電極からマイナスイオンが発生し、同じ極性のイオンが反発しあうので、エアを利用しなくてもイオンを遠くまで飛ばすことが可能です。

一方、プラス電極に近い場所ではプラスのイオンバランスに、マイナス電極に近い場所ではマイナスのイオンバランスになりやすいという欠点があります。 TRINCではこの直流方式の欠点をなくす「TAIBS(テイブス)方式」を開発しました。 TAIBS(テイブス)方式は、場所の影響を考慮し、安定したイオンバランスを保ちます。



 
ご注意ください
『従来のパルス方式』ではイオンバランスが大きく変動します
 
従来のイオナイザ(除電器)ではイオン生成にパルス方式も採用されていました。しかしパルス方式ではイオンバランスもパルス的に大きく変動し、しかもイオナイザ自体のシステムドリフトが加算されて、大きなイオンバランスの乱れが生じます。


 
 

世界最高水準の超イオンバランス

一例としてTAS-181 ION BALANCERに搭載されたパーフェクトフィードバックシステムは、 今までのフィードバックシステムと異なり、対象物を含んだ全体をシステムフィードバックし、 完全なイオンバランスを維持するシステムです。

これまでのシステムはイオナイザ(除電器)内で生成するイオンのバランスをフィードバック制御する方式でした。 この方式ではイオナイザから離れている対象物のイオンバランスが把握できず、 外部要因によるイオンバランスの乱れを補正することができません。

イオンバランスの乱れは、帯電を意味します。繊細な電子デバイスの作業工程などでは、 数十Vのイオンバランスの乱れが不良発生の原因にもなります。

TRINCでは対象物と作業台/ベルトコンベアなどに吸収されるイオンなど外部環境の影響に注目し、 センサーをより除電対象物に近い位置に設置。 イオンバランスの補正を対象物側でおこない、対象物のイオンバランスを安定させることに成功しました。

  
 

イオナイザの正しい理解

イオナイザ選択のポイント

CONTACT

お電話でのお問い合わせ

053-482-3412

FAXでのお問い合わせ

053-482-3414