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暮らしの中の静電気

暮らしの中の静電気



 

暮らしの中の静電気

 日常生活の中で、静電気の発生が問題となることがあります。じゅうたんの上を歩くことで、床と人体との間の摩擦で帯電したり、自動車のシートでも帯電します。とくに化学繊維を用いた衣服はこすれると帯電しやすいものです。
 また、静電気の電圧が高くなると、火花放電が観測されます。空気が湿っていると静電気が逃げやすくなるので、これらの現象は湿度の低い季節に起こりやすいのが特徴です。
 日本においては、冬場の室内で暖房器具(とくに電気暖房)を用いているときに、このような条件が整うことが多いものです。人体表皮からの火花放電は痛みを伴い、やけどの跡が確認できることもあります。加えて、帯電した物体はホコリを吸い寄せるため、衣服が汚れるなどの影響もあります。

 対策としては、室温を加湿して湿度を上げるのが有効です。また、究極の対策としては、室内用の空間除電器を導入することです。室内が常時除電されているので、静電気によるすべての問題は解決されます。
 

界面活性剤を使う


 

 スカートのまつわり付きを防止するため、界面活性剤を使ったスプレー方式の静電気除去剤があります。
 界面(表面)とは、2つの性質の異なる物質の境界面のことです。
 界面には、水と空気の界面、水と汚れの界面、汚れと衣類の界面などが存在します。界面活性剤とは、このような界面に働いて、界面の性質を変える物質のことをいいます。中には帯電防止作用を持つ界面活性剤もあります。
 このスプレーは、表面に水を吸収しやすい膜をつくったり、すべりやすくして、帯電を防ぐものですが、衣類を汚すという難点があります。
  また、化学繊維の下着は静電気を起こしやすい一方で、自然素材の木綿の下着を着て対処しています。電子工場ではこれを静電気対策の常識として実践している企業も少なくありません。木綿のほか、麻、レーヨンなどでも帯電しにくい繊維として知られています。前の項目で解説した帯電列と呼ばれる表の中で、それぞれの極性への帯電しやすさと近いもの同士の材料を使う方法があります。衣服を着るときにこうした素材の組み合わせを意識すると、静電気は起こりにくくなります。

 

アースされた金属板に手をつけて強制放電させる


 

 自然界に存在する静電気は、通常は流れる電流が小さく、生命機能に影響を与えることはありませんが、時として危険なこともあります。とくに可燃性気体や火薬などを扱う場所で火花放電が起こると、爆発や火災などの事故につながります。
 通常、こうした可燃性の危険物を取り扱うような作業する際は、静電気の起こりにくい木綿などの服を着用し、静電気のたまりにくい導電性の高い材質でつくった靴を履く事が求められ、業務としてそれを行う際にもアースされた金属板に手をつけるなどして静電気を逃がしてから入室します。
しかしTRINCの空間除電器を使用すれば金属板に手を触れることなく除電が可能となります。

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